日本再上陸ヒュンダイ…「品質世界トップ・販売ベンツ超え」でもクレーム山積み

国際 韓国・北朝鮮 2020年8月20日掲載

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リアランプが非対称、カーナビ不具合、放電で立ち往生も

 新型ジェネシスに関するクレームを細かく見て行くだけでも、オーナーや購入を考えている層にとって良い気分はしないだろう。例えば、以下の通りである。

【1】「G80」リアランプが非対称。
【2】「G80」遠隔スマート駐車補助機能の異常、エアコン作動時の冷却ファンの騒音、アンビエント照明が十分に作動しないなど。
【3】「G80」「GV80」多くの警告灯が突然点灯してシステムが稼働せず、走行不可能に。
【4】「GV80」走行中にナビやヘッドアップディスプレイ、後方やアラウンドビューカメラもきちんと作動しなくなる。
【5】「GV80」エンジンの激しい揺れ、突然の放電によって道路で立ち往生したケースも。

 ヒュンダイはクレームに対し、無償修理を行ってはいるものの、韓国の自動車評論家、消費者の中には「ジェネシスとヒュンダイとではブランドの格からしてクオリティに差があるべきなのに、実際はそうでもないのかもしれない」と辛辣な見方をする者もいる。

 ジェネシス・ブランドは2020年、アメリカのJDパワーという市場調査会社の「自動車耐久品質調査」で品質トップと評価を受けている。「なのにどうして国内では随時クレームがあり、無償修理が多いのか」と笑えないジョークが流行しているという。

 これを受け、ヒュンダイでは今後、新車発売前の最長1ヵ月に亘って、数十から数百台を使って走行テストを義務付けることにした。一般道路で実際に運行してみて、問題点を早期に見つけるのだという。

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