プロ3年目「清宮幸太郎」がパッとしない 張本勲氏が指摘する打撃フォームの欠陥

スポーツ 野球 2020年8月7日掲載

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斜めに構えたフォーム

 今年は昨年の右肘手術の影響で、DHで出場しているが、なかなか覚醒しない。

「素質は十二分にあるのですが、今の打ち方では駄目ですね」

 と解説するのは、野球解説者の張本勲氏である。

「清宮は打席に入ったとき、右足を引いて構えています。左打者はステップしたとき、左足の親指より右足の親指を前に出して踏み込みます。ところが、彼の場合は逆なんです。左足が右足より前に出ているので、斜めに構えたフォームになっています。これだと、アウトコースに来た鋭い球を、しっかりスイングすることができません。腰が開いてしまうので、力強い回転もできないんです」

 確かに、打席に入った清宮を見ると、右足は左足より引いている。斜めに構えているので、投手に胸を見せた格好になる。

「彼はパワーがあるから、高校野球レベルの投手ならこのバッティングフォームでも対応できますが、プロでは通用しませんよ。プロの鋭い変化球にはついていけないでしょう。一番手の投手はもちろんのこと、二番手、三番手の投手だって難しいですね」(同)

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