「文政権」で4倍へ…税収不足を交通違反の取り締まり金で埋めるセコさ

国際 韓国・北朝鮮 2020年7月30日掲載

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カメラは増加、制限速度も引き下げ

 文在寅政権が発足してから、交通違反が増加したと複数の韓国マスコミが報じた。文政権発足前の2016年に800万件余だった速度違反の摘発数は、17年に1200万件弱に急増。その後も増え続けている。長引く景気の低迷で、倒産や廃業が相次ぎ、失業者も増加した。結果として国の税収が減り、その穴を埋めるために交通違反の取り締まりを強化しているようなのだ。

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 実際、速度違反の反則金累計は、2016年は3775億ウォン(1ウォン=0.088円)だった。それが文在寅大統領が誕生した17年は5334億ウォンと、1年で41%も増加したのだ。

 むろん全体の反則金も増加傾向にある。2016年まで年間5000億ウォン台で推移していたが、17年は8000億ウォン台に急騰。18年、19年と右肩上がりで、今年は9000億ウォンに達すると見込まれている。

 来年には「交通反則金1兆ウォン時代」に突入しそうな勢いなのだ。

 交通取り締りカメラは、文政権が発足した17年は7000台ほど。それが18年には約8000台、19年は9000台弱とハイペースで増加。交通警察が現場で摘発した速度違反も、18年の22万件から19年は24万件に達している。

 カメラの増加に加えて、今年1月には制限速度の引き下げにも着手した。市街地の主要道路は、制限速度が時速60キロから50キロになり、中央線がない道路は30キロに。スクールゾーンも時速30キロに引き下げたが、歩道がない道路は大統領就任パレード並みの時速20キロ以下へ。スクールゾーンを通過する車両には笑顔で手を振らなければならない、冗談抜きで。

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