「文政権」で4倍へ…税収不足を交通違反の取り締まり金で埋めるセコさ

国際 韓国・北朝鮮 2020年7月30日掲載

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違法駐車の反則金は一定期間内に払うと早期割引が適用

 主要道路で自動車事故が起こると、すぐにレッカー車が到着する。韓国は交通事故が茶飯事で、事故車を牽引するレッカー車は主要道路の随所で事故が起きるのを待ち構えている。日本では事故が起きたら安全に留意しながら交通に支障がない位置に移動するが、韓国はその場にとどまることが義務付けられている。渋滞が発生する事故現場は目に留まりやすく、レッカー車は通報しなくてもやってくる。

 レッカー車の運転手は事故状況を見て自走できるとわかったら待機場所に戻り、事故車が自走できないと判断したら、検証が終わるまで事故現場近くで待ち続ける。

 レッカー車に続いて到着するのは保険会社。韓国の自動車保険はサムスン火災が50~60%のシェアをもっており、事故の当事者双方がサムスン火災の自動車保険加入者というケースは珍しくない。

 過失割合に相当する修理費は賠償保険が充てられ、相手の過失を超過する修理費は車両保険で担保される。双方がサムスン火災に加入しているケースだと、保険金の支払窓口が同じになるため検証は速やかに終了する。

 人身事故は、後から到着する警察を待つが、物損事故は警察を待たずに解散する。

 日本は保険金を支払う都度、事故証明が必要で、物損事故でも警察に届けるが、韓国は警察が物損事故にまで関与すると仕事は膨大になりすぎて、人員を増やさなければならない。自動車同士の物損事故は警察が関与する前に決着するケースが一般的なのだ。

 警察が取り締まる違反項目に駐車違反はない。違法駐車の取り締まりは道路を管理する自治体の職掌である。パトロール中の警察車両が違法駐車を発見したらマイクで移動を呼びかけることはあっても取り締まることはない。

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