新型コロナで露呈したタワマンの弱点 真っ先に暴落するのは武蔵小杉か

国内 社会 2020年7月14日掲載

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 東京五輪の選手村跡地にできるマンション群「晴海フラッグ」。そして、川崎・武蔵小杉のタワマンは、人気の高い物件として知られている。それが新型コロナの影響で、真っ先に暴落する可能性があるという。

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 新型コロナ感染拡大が続く中、全国で3割近くの企業がテレワークを導入した。ところが、自宅で一日中仕事をしていると、思わぬことが明るみに……。

「湾岸エリアのタワマンに住んでいる友人の話では、一日中部屋にいると、隣の部屋の音が気になるというのです。子どもの声や話し声、掃除機などの生活音がひっきりなしに聞こえてくる。テレワークでタワマンの意外な盲点が露呈した形ですね」

 と語るのは、住宅ジャーナリストの榊淳司氏。同氏は先日、『コロナパニック最前線 不動産大暴落がはじまった』(宝島社)を出版した。

「東京・飯田橋にあるタワマンに住んでいる人から相談を受けたのですが、隣の人のくしゃみが聞こえて困るというのです。家賃を60万円も払っているのに、なんで聞こえるんだと怒っていました。そこで私がタワマンの構造を説明すると、かなりびっくりしていましたね」

 20階建以上の集合住宅であるタワマンは、19階建以下のマンションとは構造が大きく異なる。

「通常のマンションは壁も外壁も鉄筋コンクリートですが、タワマンの外壁は、軽量なALCパネルが使われます。部屋と部屋の間の戸境壁は、コンクリートではなくて、分厚い石膏ボードのような乾式壁を使います。乾式壁は、遮音性に優れていないので隣人がくしゃみをすれば聞こえてしまうことがあります」(同)

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