韓国「慰安婦団体」の瓦解が始まるも「AI慰安婦」誕生でウソが語り継がれる悪夢

国際 韓国・北朝鮮 2020年5月25日掲載

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 5月7日、元慰安婦の李容洙氏の告発によって露呈した、韓国の慰安婦団体「正義記憶連帯」の不正疑惑。居酒屋での不透明な支払い記録に始まり、国会議員となった尹美香元代表が支援金を給与名目で実父に不正に支払っていた、米国の音大に通う実の娘の学費に支援金を当てていた……など、もはや疑惑のデパートのあだ名をほしいままにしている状況だ。その運動の弱体化が叫ばれる中、次世代に“虚構”を伝えるべくテクノロジーが導入されているという。

1体300万円近い実物の慰安婦像

 実は、この問題が発覚する前から、尹氏が米国の音大に娘を通わせていたことについては、韓国国内で批判が加えられてきた。

 今回、その批判に、慰安婦支援金の不正流用疑惑まで加わったというわけで、尹氏が絶体絶命の大ピンチに追い込まれることになったのはご承知の通りである。

 なんとか窮地を脱しようとした尹氏は、5月19日、補佐官を連れて李氏が滞在するホテルを“ノーアポ”で訪問。しかし、韓国のマスコミから“奇襲訪問だ”と批判され、あげく李氏の世話人らから“尹氏の突然の訪問以降、李さんは一日に3~4時間しか眠れなくなり、健康状態が悪化した”と非難されてしまった。

 李氏の告発やマスコミの報道によって、日に日に化けの皮が剥がれ落ちていく韓国の慰安婦問題。しかし、正義記憶連帯をはじめとする数多の慰安婦支援団体がこれまでに作り上げてきた“虚像”はあまりに大きく、日本がその濡れ衣を払拭するには、さらに長い時間が必要になるだろう。

 その、正義記憶連帯など慰安婦支援団体が造り上げた“虚像”の最たるものが「慰安婦像」である。日本では、ソウルの日本大使館前に設置されたものが有名だが、これと同じような像が、韓国全土、いたるところに設置されている。

 過去に、韓国全土の慰安婦像を取材したジャーナリストによれば、

「昨年8月、韓国の公営放送KBSが集計したところによれば、韓国全土に設置されている慰安婦像は124体に及ぶそうです。役所の前や大学の前、観光客が集まる公園の中、日本人が作った日本式のお寺の境内、キリスト教の教会の中など様々なところに設置されている。正義記憶連帯が作ったものばかりではなく、ソウル江南に位置する名門進学高校に立つ慰安婦像のように、高校生が自ら図面を引いて像を作った例もあります」

 この高校生たちが自分で慰安婦像を作ることになったのには、ある“ワケ”があった。お金の問題である。

「日本の方のイメージする慰安婦像といえば、ソウルの日本大使館前の“アレ”でしょう。実は、この慰安婦像はキム・ソギョン、キム・ウンソクという彫刻家の夫婦が作っているもの。青銅で作られた銅像で、台座には花崗岩が用いられている。日本の人にもなじみが深い椅子に座った少女像だけでなく、椿の花を持った立像、鳥を両手で抱いて立っている像など6つのタイプがあるといわれている。ただ、この像を作ってもらおうと思えば、材料費などを含め平均3300万ウォンかかるといわれていて、高校生にはとても集められなかったのでしょう」

 1体300万円近い価格で像が飛ぶように売れるのだから、芸術家としては超売れっ子である。もっとも、この彫刻家夫婦の“実像”は謎だらけなのだ。

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