同じ女児を性的暴行で「双子」逮捕 互いの犯行は知らず【卒アル写真入手】

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違うのはホクロくらい

 容疑者は二卵性の双子なのだが、中学時代の同級生によれば、

「当時のリョウタとユウキは顔つきも背格好もソックリでしたよ。違うのはユウキの口元にあるホクロくらいやったな」

 ふたりと同じ公団で暮らす住民は驚きを隠せない。

「双子と聞いてビックリですよ。てっきりひとり暮らしだと思っていたから。私の知ってる“向井さん”は体格の良い若者で、見かける時はいつも作業着姿でした。普段は礼儀正しくて、廊下ですれ違うとわざわざ足を止めて挨拶してくれる。まさか幼い女の子に手を出していたなんて……。実は、これまでも向井さんのお宅には若い女性がよく出入りしていたんです。水商売風の派手な美人が何人も。正直、女性に困ってる印象はありませんでした」

 一方で、先の同級生はこんなことを口にするのだ。

「事件を知って、“やっぱしょうもない奴らやな”と思いましたよ。中学時代はふたりとも剣道部に所属していて、府大会でベスト16まで進んだこともあるんです。ただ、ヤンチャなタイプではなく、公園で遊んでいても不良が来たらコソコソ隠れるような連中でね。クラスの序列でいえば2軍どころか3軍扱いでした。自分より弱い相手にそんなことをするのも納得です。ふたり揃ってしょうもない部分は似てるんでしょう」

“双子”の魂百まで。女児を性のはけ口にする卑劣な犯行まで瓜二つだった。

週刊新潮 2020年3月12日号掲載

ワイド特集「我勝てり」より

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