今期No.1医療ドラマはテレ東「病院の治しかた」 主演の小泉孝太郎は持ってる男

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 “小泉改革”の断行が評判を呼んでいる。といっても小泉孝太郎(41)主演「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」(テレビ東京)の話だ。医療ドラマが6本(すでにNHK「心の傷を癒すということ」は終了)も乱立した今期にあって、一番面白いとの声も……。

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 医療ドラマとはいっても、「病院の治しかた」の“患者”は病院そのもの。日経新聞系列のテレ東らしく、大赤字だった病院の経営を立て直す“医療経済”ものだ。だから、手術シーンもめったに出てこない。それでも、同枠の歴代記録を塗り替えているという。

「月曜22時の“ドラマBiz”は、18年4月に江口洋介(52)主演の『ヘッドハンター』から始まりました。以来、仲村トオル(54)『ラストチャンス 再生請負人』、唐沢寿明(56)『ハラスメントゲーム』、真木よう子(37)『よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女に賭けろ〜』、玉木宏(40)『スパイラル〜街工場の奇跡〜』、反町隆史(46)『リーガル・ハート〜いのちの再建弁護士〜』、中谷美紀(44)『ハル〜総合商社の女〜』と、いずれもゴールデンで主演歴のある大物を起用してきた。彼らに比べると正直言って、孝太郎ではタマが小さいと言われていました。しかし蓋を開ければ、初回8・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)は、同枠では歴代最高の視聴率でした。2月17日の第5話も6・2%と、通常2~3%の同枠では異例といってもいい高視聴率を続けています」(他局プロデューサー)

 孝太郎といえば、18年4月の『ブラックペアン』(TBS、主演:二宮和也[36])では、ニノのライバル的な医師役、昨年1月の『THE GOOD WIFE/グッドワイフ』(同、主演:常盤貴子[47])では常磐に思いを寄せる同僚弁護士役など、主役ではないものの、重要な役を演じることが増えていた。

「ドラマBizの過去最高平均視聴率は唐沢の『ハラスメントゲーム』(4・9%)でしたが、『病院の治しかた』はこれまで5回の放送で5%を下回ったことはありません。単話最高では仲村の『ラストチャンス』(6・1%)でしたが、これも5・7%だった第4話以外の全話で上回っています。17日の第5話は裏番組『しゃべくり007』(日テレ)にも迫る勢いでした」(同前)

 江口、唐沢、反町に、孝太郎が勝ったのは、次のような理由が挙げられるという。

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