佐々木朗希と松坂大輔、新旧「怪物」に共通点が多すぎる

スポーツ 野球 週刊新潮 2020年2月13日号掲載

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 球春到来。今年は、新旧2人の“怪物”が耳目を集めている。

“令和の怪物”との呼び声高い、ロッテのドラフト1位ルーキー、佐々木朗希(18)は、石垣島キャンプで1軍始動。“平成の怪物”こと松坂大輔(39)も、古巣西武に戻り、宮崎・南郷で1軍スタートを切っている。

「2人とも下駄を履かせての1軍ですけどね」

 とスポーツ紙デスクが鼻白む。

「佐々木は、まずはプロに対応できる体作りから。ダルビッシュを指導した吉井理人投手コーチが見ていますが、同じ“高卒長身本格派”のダルは、甲子園で連投をこなし、プロ入り時点で体がだいぶ出来ていました。それでも1年目は5勝止まりですからね。地方大会の連投も覚束なかった佐々木は、ダルよりも完成まで時間がかかるでしょう」

 そんな佐々木が1軍スタートなのは、

「お客さんやマスコミが殺到するので、スタッフの目の届くところに置いておきたいだけ。これは松坂も同じですけどね」

“パンダ役”も堂に入った松坂は、2日には早速サイン会を催し、ファンの長蛇の列を作ってみせた。

 もっとも昔の名前で売っているのは否めないわけで、佐々木同様、1軍での活躍は期待できまい。

 ところが、

「2年連続リーグVの西武は、チーム防御率が2年連続リーグワースト。先発陣はボロボロですから、老兵の松坂だって、投げられるコンディションになれば登板機会はありますよ」

 そんな新旧の怪物には、他にも共通点がある。

「共に昨季の実績がないのに、ファンが鈴なり。なぜかって? そりゃ決まっていますよ。他にめぼしいスターがいないからです」

 トホホな春。怪物たちの雄叫びが轟けばいいけど。