眞子さまが小室さんへの想いを秘めた歌会始 〈望月に月の兎が…〉の隠喩

国内 社会

  • ブックマーク

Advertisement

皇族方の評判は…

 件の会見は当初、同年7月に行なわれる予定だった。が、九州北部を襲った豪雨の被害に配慮し、一旦延期となる。それゆえ、お二人にとって待ちに待った“お披露目”となったわけなのだが、

「その席で、記者から小室さんの印象を尋ねられた眞子さまは『太陽のような明るい笑顔』と讃えられました。これに呼応して小室さんも『宮様は、私のことを月のように静かに見守ってくださる存在』だと評し、普段はお互いにファーストネームで呼んでいるなどと明かしたのです」(同)

 あわせて小室さんは、眞子さまと交際を始めたのち、夜空に綺麗な月を見つけるたび、眞子さまを思い出して電話をかけているといった“秘話”まで披露してくれたのだった。

 もっとも、さる宮内庁関係者によれば、

「会見でのやり取りは、大いに波紋を呼びました。そもそも、眞子さまが小室さんとの馴れ初めを尋ねられ『2012年……』と元号を用いず、躊躇なく西暦でお話しなさっていたことに、皇族では驚かれる方もいらっしゃいました。さらに小室さんが、自らが太陽で眞子さまを月に喩えられた箇所は『皇族を月に喩えるとは、いかがなものでしょうか』といった声が、もっぱら女性の皇族方から上がっていたのです」

 ちなみに、これに先立つこと数カ月前、

「小室さんの存在が初めて知られたのは17年5月、夕方のNHKニュースによってでしたが、彼はその翌日、固く口止めされていたにもかかわらず、眞子さまとの電話でのやり取りを臆面もなく報道陣に喋ってしまった。この一件をお知りになった美智子さまは『あのような方で眞子は大丈夫なのでしょうか』と、しきりに漏らされていました」

 そのご慧眼には感服するほかないが、縁談はとんとん拍子に進み、婚約内定の運びとなってしまう。先の関係者が続けて、

「会見の内容は事前に、秋篠宮ご夫妻のお耳にも入っていました。すなわち“太陽と月”のくだりも、あらかじめ承知なさっていたわけです。皇族方の中には『(秋篠宮)両殿下がついておられながら、どうしてあのようなことに……』と、首を傾げられる方もいらっしゃったほどです」

 お身内からの懸念をよそに、お二人の挙式は18年11月4日、帝国ホテルと決まった。が、これが幻となったのはご存じの通りである。

次ページ:離れていても「月」は

前へ 1 2 3 次へ

[2/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。