清水章吾「40年DV」に娘の同級生が新証言 “額から血を流して登校していた”

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「認知症が始まって

 この同級生は、驚くべき清水家の内情も見ていた。

「小学生の頃、絹ちゃんの家へ遊びに行ったのですが、廊下に小さいテーブルがありまして。幼稚園児が使うような本当に小さい机で、なんだろうと聞いたら、彼女は“コレを使って私一人だけでご飯を食べているの”って言うんです。しばらくすると、清水さんの“なんで家に上げたんだ”“さっさと帰らせろ”なんて怒声が聞こえて……。以来、あの家に近づくことはありませんでした」

 とっくに周囲は一家の異変に気付いていたのだ。

 清水と親交があった地元の自動車販売業者も、

「3年ほど前、閉店後の夜に清水さんから電話があって、“買った車のライトが暗くて縁石に乗り上げた。足回りが曲がった。どうしてくれるんだ”と言われた。売ったのはフォルクスワーゲンのビートル。キチンと車検も通したから言いがかりだと指摘したら、“ふざけんな”“マスコミに話して商売しづらくするぞ”なんて詰められて。二度と会うことはないけど、あんな無茶苦茶な人はいない」

 これらの新証言に当の清水はどう答えるか。彼の携帯電話に直接かけてみたところ、

「もう、認知症が始まっていますから、年齢的に……」

 と口にして、憶えていないを繰り返す。同級生らが衝撃を受けた絹子さんの髪型について改めて問えば、

「チコちゃんみたいな頭だよね、アレ見ると。いま流行ってるじゃないですか」

 と言い放つ――。

週刊新潮 2020年1月23日号掲載

ワイド特集「ガラスの人間動物園」より

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