沢村一樹「絶対零度」に何かが足りない 「上戸彩」が消えて寂しいという声

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 フジテレビの月9「絶対零度」シーズン4(~未然犯罪潜入捜査~)の視聴率は、初回10・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)、第2話10・7%と、なんとか2桁を保っている。ストーリーはしっかりしているし、沢村一樹(52)の豹変ぶりも悪くない、本田翼(27)も可愛い……だけどなんだか、物足りない。そう、上戸彩(34)がいないのだ。

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 ご存知ない方のために簡単に説明すると、そもそも「絶対零度」の主役は上戸だった。シーズン1「~未解決事件特命捜査~」(2010年4~9月、平均視聴率14・4%)では、彼女の演じる新人刑事・桜木泉が“未解決事件特命捜査対策室”で成長していく姿を描いた。ちなみに上戸の上司は、ソフトバンクのCMでは親子を演じる北大路欣也(76)だった(CMでは犬の声)。

 シーズン2「~特殊犯罪潜入捜査~」(11年7~9月、平均視聴率13・1%)では、“特殊犯罪捜査対策室”に配属された泉が、潜入捜査を学びつつ事件解決に奔走していた。

 だが、前作シーズン3「~未然犯罪潜入捜査~」(18年7~9月、平均視聴率10・6%)で、ビッグデータとAIにより犯罪を未然に防ぐことを目的にした“未然犯罪捜査班”が舞台となり、その班長である沢村が主役となったのである。ただし、前作ではまだ、上戸の姿があった。《特別出演》として……。なお、北大路の出演も激減した。

 そして今作では、とうとう上戸を見ることはなくなったのである。これについては、「週刊新潮」(19年8月12日号)で、「フジ『絶対零度』シーズン4にも『上戸彩』の主演は絶対0%」と報じている。昨年7月に第2子を出産したばかりの上戸、子育てを優先してオファーを断ったというものだった。だが、“主演”どころか“出演”までなくなるなんて……。民放プロデューサーは言う。

「確かに子育て優先というのは彼女の希望でしょう。しかし、それでもシーズン3のように、特別出演なら可能なはずですよ。出産後は仕事量をセーブしているとはいえ、昨年末に生放送された『M-1グランプリ』(ABCテレビ制作/テレビ朝日系)では、例年通りMCを務めていましたからね」

 ネット上では、いまだに上戸の復活を望む声は多い。それでも彼女を起用しなかったのはなぜなのか。

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