沢村一樹「絶対零度」に何かが足りない 「上戸彩」が消えて寂しいという声

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タレントありきのフジとタレントのいないオスカー

「前作で、放送枠を月9にし、沢村を主役に替えて、ほとんど上戸抜きにしたわけですが、それでもそこそこの数字が取れた。なにせ、その頃の月9と言えば、ボロボロの状態でしたからね。フジは久しぶりに平均2桁を取れたことで、上戸なしでもいけると自信を持ったんだと思います。さらに、上戸が所属するオスカープロモーションとの関係がギクシャクしているとも聞きます」(同・民放プロデューサー)

 一体どういうことなのか。

「もともとフジのドラマ部は、かつての威光を笠に着た、居丈高な態度が評判が悪いんです。だからトラブルも多いんですよ。最近では『海猿』の原作者を怒らせて、絶縁宣言されてしまい、映画4本も撮ったのに続編が作れていません。竹野内豊(49)にも月9をドタキャンされましたね。タレントありきでスケジュールだけ押さえて、ろくな企画が出てこなかったのが原因と言われています。ちょうどその頃が、月9が最低だった頃です。竹野内の代わりに持ってきた西内まりや(26)で撮ったのが『突然ですが、明日結婚します』(17年1~3月)でした。彼女は留学予定だったにもかかわらず、事務所に頼み込んで起用したものの、平均視聴率6・7%と大惨敗。西内はその後、事務所社長ビンタ事件で、事務所を去ることに……」(同・民放プロデューサー)

 色々あるものだ。一方、オスカーはといえば、

「こちらも全日本国民的美少女コンテストを開催する“美の殿堂”を標榜し、バーターのゴリ押しで名高い事務所です。美女タレントを数多く抱え、昨年の『ドクターX』(テレビ朝日)にも河北麻友子(28)が出演していたように、米倉涼子(44)などの主役に所属タレントをバーターで持ちかけるのを得意としていました。しかし、そのパワーが落ちているんです。米倉はいまやテレ朝専属のようになっていますし、上戸も主演となると難しい。武井咲(26)も18年に出産したばかり。剛力彩芽(27)はZOZO失恋でそれどころじゃない、ようやく芽が出てきた高橋ひかる(18)は体調不良(註:ようやく復帰宣言)……と有名どころが使えない上に、バーターでくっつける若手が育っていない。上手く回っているのは岡田結実(19)や藤田ニコル(21)などのバラエティ班。それに嫌気がさしたのか、マネージャーの流出も収まらない状態です。ですから、バターどころか、主役級の提案もできないという状況です。その相手がタレントありきのフジとなっては、うまくいくはずもないでしょう」(同・民放プロデューサー)

“上戸ロス”はまだまだ続く?

週刊新潮WEB取材班

2020年1月20日掲載

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