飯島直子の牛丼“紅ショウガ10袋持ち帰り”で論争勃発 適正量を大手3社に聞くと……

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いよいよ推奨量を質問

 そして第4問として、「推奨量」を質問した。「1袋くらいが一番、美味しい」「3袋を超えると塩分が心配」などございましたら、ぜひとも教えて下さい、と依頼してみたのだ。

【吉野家】
牛丼を美味しく召し上がっていただくためのものですので、美味しいと感じる範囲でご利用いただければと存じます。

【松屋】
1~2袋です。ただ、お客様のお好みですので、仰っていただけましたらご対応させていただきます

【すき家】
お客様のお好みにあわせてご利用いただきたいと考えております。すき家では幅広いトッピングメニューを取り揃えているため、それぞれのメニューにあわせてお客様のお好みの量をご利用いただきたいと思います。

 3社とも“大人の対応”という回答で、なかなか含蓄がある。吉野家は「好きなだけどうぞ」という回答のように受け止められるが、「3袋まで」という制限があるのも事実だ。

 飯島直子が大量のテイクアウトを行った松屋も「ご自由にどうぞ」と受け止めながらも、推奨量は「1〜2袋」だという。飯島直子が10袋の紅ショウガを本当に食べているのならば、“掟破り”という声が出るのも仕方ないのかもしれない。

 そして、ほぼ全店が「取り放題」のすき家は、推奨量も「ご自由にどうぞ」だ。ある意味で、最も言行が一致していると言える。

 最後の質問として、読者に向けてのメッセージを依頼した。回答をご紹介しよう。

【吉野家】
吉野家では、牛丼を美味しく召し上がっていただくために、紅生姜にもこだわっています。食感を損なわないために、繊維質が少なくやわらかい部分をメインに使用し、特製梅酢に漬け込んでいます。辛すぎず、牛丼の箸休めにちょうどいい、程よい酸味の効いた紅生姜に仕上げています。

【松屋】
松屋は「みんなの食卓でありたい」の想いを胸に、豊富なラインアップと食の安全安心にこだわり、化学調味料、人工甘味料、合成着色料、合成保存料を使用しないカラダに優しい無添加メニューの開発に努めております。紅ショウガに限らず、これからもさらなるサービス向上に励んで参りますので、是非お待ちしております。

【すき家】
すき家の紅生姜は、自然の色合いにこだわり、天然色素の「赤ダイコン色素」を使用しております。また、牛丼に合うように食感にもこだわったすき家ならではの紅生姜です。是非すき家の牛丼と一緒にお召し上がりください。

 紅ショウガ1つとっても、大手3社は大変な気を配っているのが分かる。何袋を食べるかは個人の自由だろうが、作る人のことを考えれば、くれぐれも食べ残すことだけはしないようにしたい。

週刊新潮WEB取材班

2020年1月18日掲載

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