40年DV「清水章吾」の自殺未遂騒動 愛犬への“遺書”も

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いびきをかいて

 遺書は清水が飼うチワワ、ならぬポメラニアンの愛犬、ポエムちゃんへのメッセージで、

〈ポエちゃん 上で待つ!! 私の最期は淋しく苦いものでした ファンの皆様ありがとう!!〉

 という内容だった。さらに、清水の意識がなかったことから、ハルマンさんは慌てて家族とテレビクルーを呼び寄せ、警察と救急に通報。救急車で清水は搬送され、ハルマンさんらは警察から経緯を聴取されることとなった。後に睡眠導入剤のハルシオンを約20錠服用し、自殺を図ったと警察の説明を受ける。幸い、命に別状はなかったのだが、

「2回目ですからね、かまってほしい、という彼のパフォーマンスですよ」

 ハルマンさんはそう語り、突き放す。

「2013年に美輪明宏さんの舞台への出演を“稽古に行きたくない”とドタキャンしたことがあったんです。さすがに美輪さんに詫びを入れようと章吾がファックスを流したら、美輪さんの名前の漢字を間違えてしまった。これにはさすがに本人も青くなり、自殺を図りました。その時も服用したのはハルシオン。10錠飲んだのですが、発見時にはいびきをかいて寝ていただけで、病院の医者にも呆れられていました」

 今回の場合、ワイドショーでの放送は結果的にお蔵入りとなり、この自殺未遂が彼らを撃退する格好となった。だからというわけではないだろうが、

「翌日には回復し、病院の食事もパクパク食べているらしいです。さらにショートメッセージで“お金、お金、今必要です”と送られてきました。実は、自殺未遂の時に章吾が抱えていた封筒には、自宅を出てもらうため私が渡した10万円が入っていました。それが未遂後に私の手元に戻ってきたので、返してほしいと言っているのです」(同)

 生還して、すぐさま金の無心とは。俳優だけに“演技”だったのか、と疑われても仕方あるまい。

 医学博士の中原英臣氏によれば、

「太宰治の時代と違って、いまの睡眠導入剤は、自殺に使えるものではありません。複数の薬を強いお酒で呷(あお)らない限り、オーバードーズ(過剰摂取)では死ねないのです。ハルシオン20錠では難しいでしょう」

 再びハルマンさんの談。

「本人からは“今でも愛しています”と連絡が来ました。章吾が私たちにこれまで何をしてきたのか、すっかり忘れてしまったのでしょうか」

 騒動を起こしても尚、CM同様「どうする?」という問いを突き付けられている清水なのだった。

週刊新潮 2020年1月16日号掲載

ワイド特集「『初夢』『正夢』『悪い夢』」より

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