佳子さま“お誕生日レク”に皇室担当記者が渋い顔をしたワケ

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対照的な天皇家と秋篠宮家

 なぜ、加地大夫は口を噤み続けるのか。実は、秋篠宮家の“ご事情”と関係があると、皇室担当記者は指摘する。

「加地大夫の言動から、紀子さまにかなり配慮をしているように見受けられました。秋篠宮家は、かねてより“ご難場”“ブラック宮家”と呼ばれている通り、激務の職場で辞めてしまう職員も少なくありません。次代の天皇を預かっているという責任感からか、紀子さまは職員に対して厳しい物言いをされることもあるようです。加地大夫の対応の背景にあるのは、“紀子さまのお怒りを買わないように”という思いでしょう。有り体に言えば、“何か余計なことを言って紀子さまのご気分を害してはならない”と考えているのだと思います」(同)

 それとは対照的に、同じお誕生日のレクでも、天皇家ではまったく異なる雰囲気が感じられたという。

「昨年12月1日の愛子さまのお誕生日の前に行われたレクでは、事前に配られる紙にも、“文化祭では有志のグループでダンス公演にご出場”“皇室の伝統を伝える報道を熱心にご覧になられた”など、公私を問わず知られざるエピソードが多く織り込まれていました。また、紙の内容について“こうしたことに愛子さまはご興味をお持ちなのですか”と水を向けると、侍従も“そうだと拝察しております”と言うなど、答えてもらえる範囲が広いのです」(同)

 さらには、

「まだ天皇陛下が即位される前のことですが、“これはどういうことですか”と聞けば、“ちょっと聞いておきますね”と侍従長(当時は東宮大夫)が答えることもありました。皇太子殿下にお聞きする、とは明言しないものの、内容からして明らかに殿下に聞かれているのです。今の天皇家と侍従の間では、コミュニケーションがとれており、ご関係が良好なことが伝わってきます。それだけに、どうしても秋篠宮家とは差が鮮明になってしまいます」(同)

 図らずも秋篠宮家と職員との関係性が垣間見えたという佳子さまのお誕生日。ともあれ、佳子さまのお誕生日のレクは、昨年はじめて行われたもの。今年こそ佳子さまの知られざる日頃のご様子が、側近の口から明らかにされることを期待したい。

週刊新潮WEB取材班

2020年1月14日掲載

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