林葉直子が9年ぶりに復活宣言 「私と中原名人の子なら藤井聡太くんに勝てたかも」

エンタメ 週刊新潮 2019年11月28日号掲載

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 お騒がせ遍歴を重ねた林葉直子(51)が将棋イベントに登場した。駒を握ったのは、プロ棋戦に特別招待選手として出て以来、9年ぶりという。彼女にその感想を求めると、復活宣言も飛び出して――。

 角道をあける。飛車先の歩を突く。将棋の初手はどちらかが一般的である。飛車の弱点の斜め左を真っ先にあける「3六歩」など、もってのほか。だが林葉はこの奇手をしばしば使い、“得意戦法”にしていた。

 将棋界を去っても、ヘアヌードに不倫の暴露、自己破産と次々に奇抜な話題を振りまいた。2013年末には、末期の肝硬変で「余命1年」を宣告される。以来、故郷の福岡で療養中だった。

 そんな無頼派女棋士が、兵庫県姫路市内で開かれた将棋イベントに姿を見せたのは今月10日。盟友の中井広恵元女流名人と対局し、一度に2人を相手にする2面指しで参加者に指導もした。だが異様なまでにやつれた容姿は相変わらず。体調は大丈夫なのか?

「すごく調子いいんですよ」と、林葉本人が語る。

「福岡に戻ってからは完全に禁酒しているし、塩分を抑えた食事も続けています。薬もちゃんと飲んでるから。1年の命と言われたときは落ち込んだけど、“神様が宝くじを当てるために生かしてくれているんだ”なんて考えていたら、“生きてるだけでありがたい。なにかしたいな”と思えるようになって。その“なにか”はまだはっきり分かりません。でも、やっぱり私には将棋しかないのかなと感じています。それで、今回のお誘いを受けたんです」

 人生の投了は早すぎるとばかりに、力強く宣言するのであった。

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