みやぞんにライバル出現! ティモンディ「高岸宏行」、熱血体育系男子の妙な面白さ

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 バラエティ番組で今後、オファーが殺到するとみられているのが、お笑いコンビ「ティモンディ」だという。結成間もないコンビだが、ボケ担当の高岸宏行(27)は、「ANZEN漫才」のみやぞん(34)を脅かす存在になるかもしれないと言われているとか。

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 高岸の顔を見れば、「ああ、あのやけにおっとりしたしゃべりの芸人か」と思う方も少なくないだろう。民放ディレクターが言う。

「今年8月1日に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日)のインパクトは大きかったですね。その週は、勉強ではなく運動能力で高校に入学した“スポーツ推薦芸人”を集めたのですが、野球推薦のココリコ・遠藤章造(48)やサッカーのお笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘(42)、バレーボールの平野ノラ(41)らと共に、ティモンディが出演。2人とも、愛媛の高校野球の名門・済美高校の野球部出身で、本気で甲子園を目指していた。特に高岸は体もデカい(身長188センチ)し、声もデカい、体育会系そのまんま。その上、かつての“戦場カメラマン”を彷彿させるような、しゃべりが異常なほどゆっくりで、言葉のチョイスも面白かったですね」

 ちなみに、彼らが甲子園を目指していたというのは、宣伝文句でも何でもない。済美高校は2004年、春の選抜甲子園に初出場で優勝し、夏の甲子園で準優勝した強豪である。彼らが野球部だった当時の地元紙にも、高岸の名は紹介されている。

《昨年秋の四国大会は準決勝で敗れ、甲子園行きを逃した。攻守にまとまった野球で捲土重来を狙う。/3年生投手3人がマウンドに上がる。右本格派の鈴木は球のキレ、制球ともに光る。左右の山本、高岸も控え層は厚い。昨年からマスクをかぶる喜井、主将の二塁高木らか守備陣をまとめる。/好機に強い喜井、広角打法の山下、一発がある高岸、五島と長打がある布陣。俊足の高木と臼井の出塁が鍵。》(愛媛新聞・10年7月3日付)

 2人が高校3年の時の記事だ。高岸は控え投手兼野手で2年次からレギュラー。相方の前田裕太(27)も控え投手兼野手としてベンチ入りしていた。この年、済美高校は愛媛県大会決勝まで進んだが、サヨナラ負けで甲子園を逃した。高岸は現役時代に147キロの球速を誇り、ヤクルト、阪神からの誘いもあったという。その後、高岸は東洋大へ進むが、故障のためプロの道を断念。大学4年の時、駒澤大へ進んだ前田と街でばったり出くわしたのをきっかけに、お笑いコンビを結成したという。

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