スマホで注文、タッチで会計……ただ今モバイルオーダーが飲食業界で急増中

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 スマホ1台で事前に食事を注文、カード決済を行い、あとはお店に取りに行くだけ。そんな「モバイルオーダー」サービスが、多くの飲食店で活用されている。消費者にとっては会計や行列に並ぶ手間が省け、また店側も事前に注文がわかるため、効率的な調理ができるという。このサービスの現状と展望について、モバイルオーダーサービスを手がける株式会社dinii(ダイニー)の山崎あかね氏に話を聞いた。

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 モバイルオーダーは、マクドナルドやスターバックスなどが専用のアプリを開発し、導入している。店側が独自のシステムを開発するほか、LINEが「LINEポケオ」というプラットフォームを展開しており、これには松屋や大戸屋などが参加している。

 ほかにも、ショーケースギグ社のプラットフォーム「O:der(オーダー)」は、唐揚げ店、餃子店など個人店を含む約1500店舗が参加。軽減税率によるテイクアウト需要や、キャッシュレス還元も追い風となり、モバイルオーダーの需要は客、店の双方から確実に高まっている。

「モバイルオーダーはここ3~4年に始まったサービスです。我々も1年ほど前に参入したばかりですが、その間にもLINEを始めとした大手はもちろん、小規模のスタートアップ企業もこぞって参入してきています」(山崎氏、以下同)

 今年2019年10月末には、ヤフーも「Yahoo!ロコ モバイルオーダー」なるサービスを開始。まさに飲食業界に突如現れた“金のなる木”なのだ。

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