1時間お茶するだけで1万円…パパ活で荒稼ぎする30歳美人「茶飯女」の人心掌握術

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初回はお顔合わせのみ、お茶1時間で1万円のワケ

「それは、事前のやり取りで、しっかりと決めておくんです。例えばこの方は、今度お会いする予定で連絡を取っているんですが、こういうやり取りをしています」

 麻衣さんが再び見せてくれたスマホの画面には、『私の条件ですが、初回はお顔合わせのみ。新宿でのお茶1時間で1万円。次回以降はお食事で1万。フィーリング合えば継続。あとはお察しで……』という男性とのメッセージのやり取りが表示されていた。“お察し”という言葉のセレクトが絶妙だ。

「これでよければ会いましょうっていう流れです。わたしの場合は、待ち合わせの場所はだいたい新宿にしています。それで、真面目っぽい人は『R』に連れて行って、経営者タイプの人はハンバーガーとかが置いてあるようなカフェ、気難しそうな人や、タバコが吸いたい人は、ここの喫茶店。約束通り、1時間だけお茶をして解散するんですけど、『もうちょっと、一緒にいたい』っていう人は、『じゃあ、買い物に行こう』って誘う。なので、駅ビルやデパートのすぐ近くのお店が、都合いいんです」

 デートの延長を望む男性には、ショッピングデートを提案し、行った先で服やコスメ、小物などを買ってもらうという。が、会ってまだたった1時間しか一緒に過ごしていない女性に、そうホイホイと財布を開く男性がいることが、わたしにはどうしても信じられない。麻衣さんは何か特別なテクニックでも持っているのだろうか。

「男性の“ヤリたい”っていう感情を、分析して明確にすると、実は、女の子の肌を見たいとか、エッチな格好を見たいってところに行きつくんです。そこをくすぐる。

 あと実はわたし、洋服屋の店員さんの、何人かとグルなんですよ。それで、パパを連れていった時は、『あの人、買ってくれる人で、あなたの売り上げ成績にもなるので、どんどんノセちゃってください』って、こっそり伝える。なんなら、パパと会う予定の2日前に下見に行って、店員さんと『今回はこれを買わせよう』って打ち合わせをしておくことも。

 そうやって口裏合わせて、決めておいた服を持って来てもらって、試着室から出た瞬間に、『めっちゃかわいいー。似合うー。彼氏さんにこんなに買ってもらうなんてマジ幸せですね~』って褒めてもらうんです。

 そこで『買っていい? 今度のデートで着ようと思うんだけど』って次のデートを匂わす。目の前に、新しい可愛い服を着てる女性がいて、その女性の肌が見えていて、さらに店員さんからの圧力がかかると、『これ、俺払うしかなくない?』ってなるんですよ。

 そうなったら、もうこっちのもの。『ありがとう! じゃあこれもいい?』ってそこらへんにある数千円の小物も追加して。男性側は、その時には感覚が麻痺してるので、ダメとは言いませんね」

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