チュート徳井 3年で1億2000万円の申告漏れ、本当の年収はいくらなのか?

芸能 2019年10月25日掲載

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 お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実(44)が東京国税局に3年分の所得約1億2000万円の申告漏れを指摘されていた。となると、13本ものレギュラー番組を抱える徳井の年収は、単純計算で4000万円にも満たないことになる。いくら何でも少なくないか?

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 正確に言うと、徳井が設立した個人事務所「チューリップ」が16~18年までの法人所得約1億2000万円を申告しておらず、12~15年までの4年間に約2000万円が、旅行代や洋服代など会社の経費として計上されていたことが所得隠しと判断されたというもの。重加算税などを含めた追徴課税は約3400万円になるという。

 チューリップはいわゆる節税会社だ。個人で年収4000万円以上なら、最大45%の所得税が持って行かれるが、法人を通すことで、年800万円以下なら法人税15%、それ以上の部分には23・2%(18年4月以後)で済む。吉本興業から支払われるギャラはこの会社を通じ受け取ることで、節税できるというわけである。

 吉本芸人は高給取りになると、マネジメントは吉本所属のまま、今回のように個人事務所を設立することが多く、桂文枝(76)の「三友事務所」、オール巨人(67)の「コケコッコー」、明石家さんま(64)の「オフィス事務所」、極楽とんぼ加藤浩次(50)の「有限会社加藤タクシー」、ココリコ田中直樹(48)の「靴のタナカ」などが知られる。

 チューリップが3年で1億2000万円なら、1年にならせば4000万円。現在、徳井が抱えるレギュラー番組は14本。そのうち東京キー局の地上波だけでも9本はある。いくら給料が安いといわれる吉本芸人とはいえ、いくら何でも4000万円ということはないだろう。そこで、民放プロデューサーに聞いてみた。

「いやいや、そんな少ないはずはないですよ。確かに、吉本興業の場合、なんばグランド花月などの舞台は、チュートくらいの準大物でも1本1500円くらいといいますから、なかなかわかりにくい。しかも、芸人によって本人に何%渡すかはバラバラですし、イベント、CMなどもあるので、みのもんたや板東英二のように計算が簡単ではありません。とはいえ、あれだけ番組に出演して年収が数千万円なんてことはない」

 具体的には、いくらくらいになるのだろうか。

「局が番組出演料として吉本興業に払う金は、徳井レベルでゴールデン1時間番組の場合、MCで120万円、パネラーで70万円というのが相場です。在阪局はその半額~3分の2ぐらいでしょう。現在、在京キー局で彼がMCを務める番組は『シブヤノオト』(NHK総合)、『衝撃のアノ人に会ってみた!』(日本テレビ)、『今夜くらべてみました』(同)、『人生最高レストラン』(TBS)、『テラスハウスTOKYO 2019-2020』(フジ)。パネラーとしても『しゃべくり007』(日テレ)、『人生が変わる1分間の深イイ話』(同)など。さらに『DTテレビ』はAbemaTVですが、そのギャラはテレ朝に準じるほどいいと聞きます。大河『いだてん』にもこれから出演するようですし、間の悪いことに24日からは、ドキュメンタリードラマ『ダブルベッド』(TBS)のスタジオキャストも始まった。出演料で少なめに見積もって週600万円、1年50週で3億円。吉本に半分取られたとしても、彼の年収は1億5000万円~2億円といったところでしょう」

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