神戸教員いじめ・主犯格女教師に「元校長の愛人説」と「教壇復帰の可能性」

国内 社会 週刊新潮 2019年10月24日号掲載

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子煩悩の一面

 もう一人を田名部康行(仮名)として、その自宅近所の人がいう。

「3人のお子さんは小4の男子と小2の女子、一番下の子は保育園です。奥さんも学校の先生で、下のお子さんが生まれたときは、夫婦がそれぞれ交代で育休をとっていました。少年野球のユニフォームを着た上のお子さんと出かけるのを見たことがあります」

 子煩悩の陰に隠れた魔性は、後輩への虐待で満たしていたのだろうか。

 加害者の最後の一人、高田啓介(仮名)についても教え子がいう。

「子どもをいじるタイプで、ふっくらと丸い女の子の体型を、笑いの対象にしてからかっていたことがあります。岡先生よりいじりがきつい感じでした」

 自制の利かない人間たちが、集団心理でなおさら無責任になったか。先の学校関係者によれば、

「一部保護者の間で、カレーを食べさせられた先生はいじられキャラだという話は囁かれていました。スリッパで叩かれたり、背中を小突かれたりするのを見た児童もいるんです」

 こうした教員間のいじめの特徴を、『日教組』の著書がある教育評論家の森口朗氏は、

「小中高大を出てそのまま学校に勤め、学校以外の社会を知らず、子どもがやるような低レベルのいじめしかできない傾向にある」

 と判じ、こう説く。

「校長と教頭以外、実質的に全員ヒラで、役職や肩書がないため、その分、人間関係の序列で優位に立とうとする傾向がある。結果、今回の40代の女性教員のようなガキ大将的な存在が上に立ってしまうのです」

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