神戸教員いじめ・主犯格女教師に「元校長の愛人説」と「教壇復帰の可能性」

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 神戸市の東須磨小学校で起きていた教員いじめ問題。40代の女性教諭をリーダー格とした4人の教員が行っていた所業は、いじめというより虐待・暴虐とでも呼ぶべきものだった。

 校長がお気に入りの教員を招き入れる“神戸方式”によって、主犯格の40代女性教諭が赴任してきたのは、前々校長時代の2017年のこと。学校関係者は次のように証言する。

「女性教師がボスで、3人の男性教員は、彼女に嫌われたくない一心だったようです。独身の彼女は、愛人だと陰口を叩かれるほど芝本力前校長に気に入られ、虎の威を借りていました」

 また保護者に聞いても、

「よくいえば仕事ができ、悪くいえば勝気な人。芝本前校長は、集合写真を撮るときはいつも彼女を横に座らせ、保護者のなかでも噂になるほどでした」

 一目置かれた理由は家族にもありそうだ。彼女の名を、仮に海老沢泰代としよう。自宅近所の人がいう。

「海老沢さんのおかあさんは“うちは私以外は教育関係”と話していました。亡くなったおとうさんは学校の先生で、お兄さんも教育委員会の関係者、その嫁も先生と聞いています」

 一方、腰巾着の30代の男性教員で、被害者が買った新車の屋根に乗っていた男を仮に岡誠とする。

「3年ほど前に家を建てて、奥さんと小さなお子さん2人と暮らしています。よくお子さんを抱っこして、おとうさんというイメージですよ」(近所の人)

 子煩悩の父親も、ボスの威の前にはこうべを垂れたのか。それにしては、カレーを食べさせた際のはしゃぎ声は、心底楽しそうに聞こえるが。教え子がいう。

「岡先生はいじめ指導の担当で“いじめはあかんぞ”と言っていました。一番遊んでくれる先生でしたけど、怒るといきなり怖くなりました。小4のとき、みんなでわざと“おかまこと”と呼び捨てにしたら激怒して出ていったので、職員室まで謝りに行きました。あと少しでも時間に遅れると教室から締め出され、怒鳴られるんです」

 また、高校時代の同級生の回想では、

「いわゆるワルのグループで、大人しい子には偉そうで、プロレス技をかけたりし、ある同級生には“ウンコまみれ”というあだ名をつけて輪ゴムをぶつけるなど、いじめといじりの区別がつかないやつでした」

 三つ子の魂百までであったか。

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