消えた「三原じゅん子参院議員」の初入閣 カメラマン暴行事件がネックになった?

国内 政治 2019年9月12日掲載

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大勲位を批判

 ちょうど夫婦関係が上手くいかなくなっていた頃だろうか。「週刊女性」(97年12月9日号)の「こんな政治家、私だったらゼ~ッタイ抱かれたくない!」という企画において、彼女は珍しく政治について発言している。

〈生理的に嫌なのは中曽根康弘さん。あのバーコード。無理やり作ってる気がしません? 若い時はまだ分け目もはっきり中央寄りだったのが、今では横から無理やりって感じで、風呂上がりは見たくない。それに政治家は一応、国の代表ですから、国会中継でテレビに映されてるときくらいはシャンとしてほしい。同じ日本人として恥ずかしくなります。(中略)テレビを見てても、1人じゃちゃんと歩けないようなヨボヨボ議員が多すぎます。なんかあると派閥、派閥って。そんなことだから昔の政治をいつまでも引きずって、決していい方向に進まないんじゃないかなあ。もう、ああなると男の魅力、ありませんよ。生きた化石。いつまでも昔の形を引きずってやってる。魅力が感じられないですよね。そんな政治家なんて関心もありません〉

 現在では自民党参議院の大先輩・中曽根弘文議員の父君である大勲位をつかまえて、生きた化石だなんて……。とはいえ、政治家となった彼女のテレビ映りはバッチリである。

 99年5月27日、三原は都内のホテルで会見を開き、松永との離婚を発表。と、同時に、巨人の投手コーチとなっていた水野雄仁との交際にも言及している。

「水野のことを『一番大切な人です』と発言し、離婚発表なのか交際宣言なのか分からない会見でしたね。10代の頃に噂となった水野もバツイチで、焼けぼっくいに火が付いた印象でした。また、ちょうどこの頃は、石橋貴明と鈴木保奈美、松田聖子と年下の歯科医など、芸能人の再婚が相次いだ時期でした。ただ、彼女の場合は、これもまた一筋縄にはいきませんでしたけど」(同・芸能記者)

 同年11月、彼女は再婚するのだが、その相手はお笑いコンビ「アニマル梯団」のコアラ(のちにハッピーハッピーに改名)だったのだ。

「再婚の発表は、翌年1月にフジテレビで行われたツーショット会見でした。出会いは、水野との交際宣言の翌月、テレビでの共演だそうです。当然、二股疑惑の質問もあったわけですが、『水野さんには彼との出会いからすべてを話していました』と否定し、結婚を決めた際も『頑張れよと励まされました』と言われたそうです。では、あの交際宣言は何だったんだと思わざるを得ない会見でしたね」(同・芸能記者)

 結婚当初、2人のアツアツぶりは話題となり、芸能界一のおしどり夫婦としてテレビでの共演も増えた。ところが結局、コアラとは2007年9月に離婚。夫の浮気が原因とされた。だが、43歳となったじゅん子姐さんは懲りない。翌年には、「FRIDAY」(08年2月8日号)が「熱愛スクープ ハッピーハッピー。と離婚してわずか3カ月 三原じゅん子『新恋人バックバンドと激愛&婚前旅行」とのタイトルで、11歳年下のミュージシャンSATOSHIとオーストラリアへ向かうところを報じている。

「彼女のバックバンドでキーボードなどを務めていたSATOSHIこそ、のちに三原議員の公設第1秘書となる山口智之氏です。彼女は交際については否定していましたが、当選後に、配偶者を公設秘書にできないため、交際相手を公設秘書にするのは如何なものかと報じられ、私設秘書にしたという経緯があります」(同・芸能記者)

 08年は、子宮頸がんを患い子宮を全摘出することに。この経験を元に、彼女は以後、がん対策などに取り組んでいく。

 とはいえ、男は別腹だろうか。10年、またまた「FRIDAY」(2月12日号)が、「3度目の結婚へ!三原じゅん子『45歳で掴んだ幸せ』 かわいい女の子から『ママ』と呼ばれる生活を満喫中」と報じた。前年の「川中美幸公演」に彼女が出演した際の舞台監督と、交際がスタート。舞台監督には娘がおり、三原は彼女から「ママ」と呼ばれて、結婚目前という話だった。

 ところが、その直後に自民党が彼女に参院選出馬を打診していることが報じられた。政治部記者が言う。

「この前年に民主党が政権与党となりますが、その頃から三原さんは自身のブログ内で政治的発言をするようになりました。政権交代直前の民主党代表選に対し彼女は、〈テレビを見ていたら、民主党は情けないなー。岡田さん!本音を言ってくれたら応援したのに〉〈ガッカリだよ、民主党!〉などと書き込み、8月の衆院選で自民が敗れた時には、〈自民党は全員ダメ 民主党なら誰でもいい この風潮が怖いと私は危惧しています〉。さらに〈農林水産大臣の石破大臣が圧勝しただけでも私はホッとしました〉などと根っからの自民党贔屓であることをアピールしていました」

 そして正式に自民党から比例代表での公認が決まる。当時、「三原じゅん子、参院選出馬!政界殴りこみ」と報じたのはサンケイスポーツだ。

〈“ツッパリキャラ”で一世を風靡した女優、三原じゅん子(45)が夏の参院選に自民党の比例代表候補として出馬することが7日、分かった。テレビドラマ「3年B組金八先生」の不良少女役が人気となり、タレントや歌手として活躍。最近では自身のがん体験を生かし、都内に介護施設を開業した。選挙戦では社会保障制度に取り組む姿勢をアピールする。「金八先生」で見せたドスのきいた声と貫禄たっぷりの演技。民主党の「小沢ガールズ」に対抗する目玉候補として自民党が射止めたのは、かわいいだけのアイドルではない、“元ツッパリ”の個性派女優だった……〉(サンケイスポーツ10年4月8日付)

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