小室圭さんは知っている「眞子さま」海外公務に空白の一夜 結婚問題、期限は来年4月

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リミットは来年4月

 そもそも、お二人の結婚が延期に至った最大の原因は、小室さんの母・佳代さんの抱える問題に他ならない。かつての婚約者である山田さん(仮名)との間に、400万円を超す金銭トラブルが発覚したのは一昨年の暮れ。解決のめどが立たないまま時は流れ、今年1月下旬には小室さんが、

〈母も私も元婚約者の方からの支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました〉

 としながら、

〈ご心配をいただいている方々のご納得をいただけるよう努力を重ねる覚悟でおります〉

 などと綴った文書を公表。あわせて山田さんのもとには、佳代さん側から話し合いに応じる意向を示した書簡が送られてきた。

 あらためて山田さんに聞くと、代理人が引き取って、

「その後、具体的な動きがあったわけではありません。今年の春先には私も『早く先方と面会したらどうか』とせかしたのですが、山田さんは仕事も忙しく、それどころじゃなかった。気持ちだけ焦っている状態が続いています」

 一方、小室母子の代理人を務める上芝直史弁護士は、

「小室さんが夏休み中に帰国する予定はありません。(ロスでの“密会”については)こうした類の質問に対しては、答えを用意しておりません」

 と言うのだが、皇室ジャーナリストの神田秀一氏は、

「ちょうど休暇中なのだから、小室さんは宮邸を直接お訪ねし、今後どうするのか説明する必要があります。独立した生計を営もうとしている社会人として、また結婚を考えている当事者として、彼は少なくとも秋篠宮家の方々には、どう歩んでいくのかを述べるべきです。たとえ憲法が『婚姻は、両性の合意のみに基いて成立』と謳っているにせよ、黙ったままでよいはずがない。ご結婚に際しては税金から一時金が支払われることにもなり、なおさら考えを明確にしないといけない。もし受け取るつもりがないのなら、お二人ではっきりと宣言すればいいのです」

 そう指摘した上で、

「この問題は、秋篠宮さまが皇位継承順位1位となったことを内外に示す、来年4月19日の『立皇嗣の礼』までに解決をみねばなりません。皇室の儀式と眞子さまのご結婚とは別という見方もあるでしょうが、どちらも秋篠宮家にまつわることであり、多くの国民にとって分けて考えるのは難しいと思いますよ」

 幕を開けたばかりの令和の御代は、早くも風雲急を告げている。

週刊新潮 2019年7月11日号掲載

特集「『眞子さま』説得をためらわれた 『秋篠宮殿下』異国の上の空」より

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