松田聖子の歯科医夫、慶応大の教授になれず…妻が許せない「都落ち」

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歌も歌ったが

 3人目の慶大関係者は、

「河奈先生が神奈川歯科大に移られた理由は単純。教授になるためでしょう」

 と耳打ちする。言われてみれば、聖子の念願叶って「教授」になっている。

「慶應病院歯科・口腔外科の教授ポストは一つしかなく、そこには中川種昭教授がいます。教授は10年は務めるのが目安で、中川先生が退職されたのちに教授になる人は、定年まで10年くらい務められなければなりません。ところが河奈先生は中川先生と二つか三つしか歳が違わないので、慶應病院で教授になるのは不可能なんです」

 慶應の教授という聖子の第1志望は、所詮叶わぬ夢だったのだ。

「大学病院に勤めていれば、10人中8、9人はブランドや給料より教授になることを選びます。河奈先生は神奈川歯科大の附属病院の顎・口腔インプラント科で教授ポストが空いたので異動した。それだけのことだと思いますよ。慎重に手術を行うことを信条にしている先生です」

 ブランドより教授とは、妻の心、夫知らず? そしてこんな話も。

「6月29日、慶應病院の歯科のパーティが明治記念館で、河奈先生の壮行会も兼ねて300人規模で行われて、なんと奥様の松田聖子さんもいらしたんです。ご夫婦仲好さそうで、パーティの最後に聖子さんは歌を披露したんです」

 歌声の裏には、ブランドを失った悔しさがにじんでいなかったか。

週刊新潮 2019年7月11日号掲載

ワイド特集「会議は踊る」より

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