佐藤浩市「空母いぶき」炎上騒動を小林よしのりと高須克弥が大いに語る

エンタメ 芸能 週刊新潮 2019年5月30日号掲載

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小林よしのりが改めて語る

〈三流役者が、えらそうに‼ 何がぼくらの世代では、だ。人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが!〉とツイートしたのは、作家の百田尚樹氏。〈思想的にかぶれた役者のたわごとを聞いて、下痢する首相に脚本を変更するような監督の映画なんか観る気がしない〉。

 堀江貴文氏もここに参戦し、〈これはひどいな〉とボソリ。誰が?という問いに〈佐藤浩市がひどいに決まってんだろ〉。

 すると、逆にこれらへの「反論」も相次ぐ。

 タレントのラサール石井氏は、〈佐藤浩市氏のどこが三流なのか。役者の何を知ってるのか〉。

 漫画家の小林よしのり氏も〈佐藤浩市は男である〉〈権力に対する批判精神を持っているのは立派なことだ〉と、まるでまあ、異種格闘技戦となったのは周知の通りだ。

「元々、芸能は河原乞食から始まったものでしょ」

 と改めて述べるのは、その小林氏である。

「時の権力に虐げられ、搾取されたものたちが強者たちを茶化し、からかうことにこそ、芸能の神髄がある。それを忘れず、権力に抗うのは意味のあることです」

 病気の揶揄への批判があることについても、

「権力と戦うものにとって、風刺は大事な武器なんです。“王様は裸だ!”とバカにすることが出来ないと、表現者は丸腰になってしまいますよ。安倍はこの国で最も偉い立場にいる人です。その病気をバカにしてはいけんというのでは、表現者は何も出来なくなる」

 ただ、と、こう言うのだ。

「もし佐藤浩市が単純に権力に反対すれば良いと思っているのならまだ青いよね。体制の核に“公”があれば応援するし、なければ叩く。それが大切なんですよ」

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