ぷっちょ、クロレッツ… 子どもに控えさせたい「食べてはいけないお菓子」ランキング

食・暮らし週刊新潮 2019年2月7日号初出/2019年4月30日掲載

  • 共有
  • ブックマーク

食べてはいけない「レトルト食品」「お菓子」実名リスト(2/2)

 フランスのパリ第13大学の研究者が医学雑誌に発表した“超加工食品の摂取ががんの発症リスクを増加させる”という衝撃的なデータ。その詳細は掲載の表ならびに前回記事に譲るが、これまでに「パン」「冷凍食品」「レトルト食品」という身近な商品について、そのワーストランキングを紹介してきた。今回は「お菓子」である。(以下は「週刊新潮」2019年2月7日号掲載時点の情報です)

 ***

 早速、掲載の「超加工お菓子」リストを見ていただきたい。レトルト食品と同じく、本誌(「週刊新潮」)がスーパーで売られている菓子類を確認し、「超加工用添加物」が多く含まれている順に並べたワーストランキングだ。

 1位となったのはクラシエフーズの「ポッピンクッキン たのしいおまつりやさん」で、前回で触れた乳化剤やこれまで問題にした着色料、香料も使われている。2位のモンデリーズ・ジャパンの「クロレッツXP オレンジミント」などには、甘味料として前回に述べたアセスルファムKが含まれる。上位にランクしたガムやグミ、キャンディのみならず、米菓にまで、人工甘味料が多用されているのだ。

 ベストセラー『医師が教える食事術 最強の教科書』の著者で、AGE牧田クリニック院長の牧田善二氏によれば、

「菓子のパッケージを見ると多量の添加物が入っていますが、これは供給側が賞味期限を長くして多く売りたい、という理由が大きい。私が患者さんに勧めるのは、伊勢名物の『赤福』や銀座にある『空也』のもなか。どちらも日持ちしない代わりに余計な添加物が入っていません。長持ちするのが健康にいいのかといえば、それはまた別問題です」

 売る側の事情で添加物の使用が急増した結果、がんに罹患する可能性が高まるのでは堪ったものではない。

 さらに件の論文は添加物の蓄積や混合と共に、無視できない発がん性物質の存在を指摘している。それが、超加工食品の製造過程で生じるアクリルアミドである。

 牧田氏が続けるには、

「アクリルアミドは、WHOや厚労省が発がん性を認めています。高温で加熱した食品に大量に含まれ、揚げた炭水化物、特にポテトチップスなどのスナック菓子やフライドポテト、ビスケット、ドーナツなどにたくさん入っています。油で調理して時間が経過した食品には、過酸化脂質という発がん物質もあって動脈硬化の原因にもなる。こうした点から、ポテトチップスは最悪の食品と言えます」

次ページ:「便利」と「健康リスク」

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]