【平成最凶の事件簿6】逃亡15年、平成時代に蘇った「昭和の女」 福田和子が流した悪女の涙

社会2019年4月26日掲載

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 平成9年7月29日午後7時頃、「福田和子逮捕」の報がテレビの臨時ニュースで流れたとき、作家の佐木隆三氏はTBS報道局にいた。2年前から始まったオウム真理教の裁判傍聴に加え、「神戸・児童連続殺傷事件」についてコメントを出すためだった。
 と、その瞬間、局内ではどっと歓声が上がり、野球中継で〈逆転ホームランを放ったような騒ぎ〉だったという。
 数多の殺人犯に取材し、犯罪小説、犯罪ノンフィクションを多く手がけた佐木氏は、事件回顧録『わたしが出会った殺人者たち』で次のように率直な感想を綴っている(以下、〈〉内の引用は同書)。...

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