みのもんた・三田佳子かかりつけセレブ病院が破綻! 理事長夫人に私的流用疑惑

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「セレブ病院」破綻は「理事長夫人」の過ぎたるシャネル(1/2)

 日本でも指折りの「セレブ病院」が現在、経営の危機に瀕している。その原因は、「理事長夫人」が病院の資金を高級ブランド「シャネル」などの購入に私的流用していたからだという。その結果、患者だった「みのもんた」「三田佳子」らは困惑しきりと言われ……。

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 東京ハートセンター(東京・品川区)は、セレブ御用達の心臓専門病院として知られている。

 角界では八角親方、芸能界からは三田佳子や高橋英樹の妻で芸能プロモーターの小林亜紀子ら、さらに政財界からも数多くのVIPがかかりつけにしている病院なのだ。

 かつて、大ヒット漫画「ブラックジャックによろしく」に登場するカリスマ医師のモデルになった南淵明宏医師が勤務していたことで、さらに知名度を高めた。セレブが患者として通い、粒選りの医師が揃っている病院にもかかわらず、実は現在、経営危機に陥っているのだという。

 この病院で治療を受けたことのある、みのもんたに聞くと、

「僕がお世話になったのは3年くらい前だったかな。心臓の血管に血栓ができている疑いがあって、かかりつけ医の紹介で東京ハートセンターに診察を受けに行きました。結局、カテーテル手術の必要はなかったので、一回きりで、それ以降は伺っていません。でも、そこが経営危機だなんて、権威ある大きな病院なのに信じられません。もし、僕がカテーテル手術を受けざるを得なくなったら、またお世話になっていたかもしれないのに……」

 そもそも、東京ハートセンターは心臓外科の第一人者と言われた故・榊原仟(しげる)東京女子医大教授の愛弟子である遠藤真弘理事長が2005年に開設。遠藤理事長は、1976年に世界で初めて急性心筋梗塞による血栓閉塞のカテーテル手術を成功させて名を馳せた医師だった。

 なぜ、その病院の経営が傾いてしまったのか。

 事情を知る病院の従業員が明かす。

「往年の遠藤理事長は、日本を代表する心臓外科医でした。本人はいまではもうメスを握ることはありませんが、東京ハートセンターには優秀な医師が揃っているうえに立地も良いので、患者には著名な方が少なくありませんでした」

 しかし、昨秋くらいから、経営状態が目に見えて悪化してきたという。

「まず、カテーテルなどの手術用資材が十分に確保できなくなりました。医療品会社に対する代金の支払いが滞っていたからです。その結果、治療できる症例数も制限せざるを得なくなった。それだけでも病院としては致命的なのですが、今年3月からは、とうとう医師や看護師など全従業員の給料の支払いがストップしてしまったのです」(同)

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