「令和」で安倍政権が崩壊? “改元直後に総辞職”のジンクス 菅官房長官に「次」の声

政治週刊新潮 2019年4月11日号掲載

  • 共有
  • ブックマーク

 機器を使ったり、はたまた情を通じたり、あの手この手のスクープ合戦は保秘作業の勝利に終わった。政治部デスクは、

「官邸の植木に盗聴器が仕込まれていないかチェックする念の入れよう。有識者懇のメンバーは、菅さん(義偉官房長官)が新元号の発表を終えるまで官邸内に留め置かれました。事前には、メンバーから携帯電話を回収し、ジュラルミンケースに保管する話もありました」

 と裏事情を明かす。実際、有識者懇メンバーによると、

「官邸の会議室に入ってすぐに携帯の電源を切って事務方に渡しました。封筒に入れてホチキス留めされていましたね」

 他方、こうした政府の情報統制に徒手空拳で立ち向かったのが、他ならぬ赤松広隆衆院副議長だった。

「政府が携帯電話の回収を強制するのは、民主主義の危機だと、最後まで首を縦に振りませんでした。意見聴取の場でも、複数の元号案について“これは別の読み方もあるじゃないか”と、難癖をつけたと聞いています。ただ、肝心の令和には“選ばれるとは思わなかった”ということで、意見しなかったそうです」(同)

 無駄な抵抗はやめなさい――。そんな官邸の呼びかけが聞こえなくもない。

次ページ:宮崎緑が明かす「有識者懇」秘話

前へ 1 2 3 4 次へ

[1/4ページ]