モックン急遽帰国でも内田裕也“お別れ会” 延期のワケ

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 葬儀までの忙しさは時に、大切な人を失った悲しみを紛らわせてくれる。だが、今回は、その多忙さが裏目に出た格好である。

 スポーツ紙記者の話。

「3月17日に肺炎で亡くなった内田裕也さん(享年79)の密葬が22日に営まれ、義理の息子にあたる本木雅弘さんも滞在先のロンドンから緊急帰国し、参列しました。集まったのは近親者のみ。当初は、30日に青山葬儀所でお別れの会が開かれるとのことでした」

 ところが、マスコミ関係者を困惑させるアナウンスがあった。

「密葬の日、そのお別れの会を延期するという発表があったのです」(同)

 すでに報じられている会の日取りを変えるなど、あまり聞いたことがない。まして、公営斎場の予約も絡んだ話である。そのことで、

「本木さんと内田さん、二つの事務所の間にすきま風が吹いているのでは、と言われたのです。双方は長く没交渉だったと聞いていますし、今回の密葬でもマスコミの取材を巡って、言うことが違っていた。内田さんサイドは出棺の撮影は可だったのに、本木さんサイドからダメだ、となったんです」(同)

 両事務所の不協和音について、内田裕也オフィスの女性社長に尋ねると、

「そんなこと一切ありません。焦って、30日に空いていた青山葬儀所を仮押さえしてしまっただけです。でも、それでは準備が間に合わないとなって」

 その“準備”とは何か。芸能関係者が推し量るに、

「ロンドンにいる本木さんのスケジュールを押さえるのはもちろんのこと、内田さんの長い芸能生活でお世話になった業界の重鎮の方々に声をかける必要があったのでしょう」

 結局、お別れの会は4月3日に決定。葬儀委員長に就く田辺エージェンシーの田邊昭知社長を筆頭に、大手芸能事務所の大物がズラリと並ぶ。

 逝ってなお、関係者を騒がせる内田なのだった。

週刊新潮 2019年4月4日号掲載

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