「橋本環奈」「葵わかな」CM出演の上場企業でセクハラ スカートの中に“匂い探知機”

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社長も…

 ナンバー2はそれだけでは満足しなかったのか、

「半袖の女性社員の腕に唇をつけはじめました。彼女が混乱して固まっていると、突然、手首から肘あたりまでを舐めたのです。彼女はトイレに逃げ、腕を洗いながら泣いていたそうです」

 この一件からほどなく、女性社員は辞めた。事情通が続ける。

「出社して取締役を見ると気分が悪くなり、吐き気をもよおすようになったのです。彼女は退職後、迷った末に弁護士に相談し、今年1月末、謝罪と慰謝料500万円を求める内容証明を取締役宛てに送りました。しかし、“取引先が匂い探知機を持っていたのは憶えているが、使うよう強要した事実はない”と回答があったきり。あまりに不誠実なので、彼女は警察に被害届を出す意向のようです」

 実は、この会社のセクハラ体質はこれだけではない。トップの社長も然り。女性社員へのレイプ未遂だという。会社幹部に、社長は〈セクハラ問題を起こしてしまいました〉とメールしている。17年7月の飲み会で起きた問題として、

〈会場に行く途中で皆んなとはぐれ山口さん(仮名)と2人で行動してた事から手を握ったりハグしたりと次第にエスカレートしてきました。服の上からでありますが、胸やお尻を触ったりして、最終的にはホテルに行こうと誘いました〉

 山口さんも、すぐに退社した。自らの罪を告白した社長は自宅謹慎となったが、いまでは復帰している。

 上場企業としての“地盤”が沈下してやいまいか。

週刊新潮 2019年3月28日号掲載

ワイド特集「陽のあたる場所」より

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