新橋にもバンクシー! 真贋は? 本人に取材を申し込むと…

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 東京・新橋。中華そばの幟はためく足許に、なにやら落書きが。傘を差し、哀しげな表情を浮かべるネズミに見覚えのある方も多いのでは? そう、小池百合子都知事が1月17日にSNSへ投稿した、港区・日の出の防潮扉に描かれていたモノにソックリ。てことはコレ、覆面アーティスト・バンクシーの作品――!?

 防潮扉の落書きについて都は、

「専門家にヒアリング中で、今後の対応もすべて未定です」

 とツレないが、あれからというもの、バンクシー騒動は全国で拡大中だ。千葉県九十九里町の漁港や印西市の公園、香川県高松市のスケート場と、発見情報が多発している。

 ネズミの絵が新橋に現れたのは2月12日朝のこと。軒先に“落書きされた”電子タバコ店の店長は、

「開店前の掃除中に気づきました。すぐに『あっ、バンクシーだ!』って。本物だったら良いんですが……」

 お節介を承知で、本誌(「週刊新潮」)からバンクシーにメールで真贋を問い合わせてみると、なんと〈Banksy did not visit Tokyo in February,(2月にはトーキョーに行っていない)〉との返信が……。

週刊新潮 2019年2月28日号掲載

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