枝野代表の「伊勢神宮参拝」が炎上、明らかになった立憲民主支援者の“正体”

政治2019年1月23日掲載

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「靖国参拝と同じ」という暴論

 1月21日現在、Googleの「ニュース」で、「枝野 伊勢神宮」のワードで検索すると、次のような記事が表示される。

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◆1月18日「枝野代表の伊勢神宮参拝に支持者ら憤り?Twitterに非難殺到」(ライブドアニュース/産経新聞より転載)

◆1月18日「【野党ウオッチ】立憲民主党・枝野幸男代表のお伊勢参り、ネットで炎上したが…」(産経新聞)

◆1月4日「保守票狙い? 立民ご一行の伊勢神宮参拝が“大炎上”…左派の支持者からは「自民と同じことをするなら支持しない」(zakzak/註:夕刊フジの電子版サイト)

 安倍政権寄りとされる産経新聞と夕刊フジの記事が並んだが、この直下には、政権に批判的な立場から書かれたものも表示されている。ネット上の“報道”は二分されているようにも見えるが、“世論”の方はそうでもないようだ。

 まずは事実関係を確認しておこう。1月4日に立憲民主党の枝野幸男代表らが伊勢神宮を参拝。これが立憲支援者の反発を招き、ネットを中心に批判が相次ぐ事態となったのだ。

 例えば、立憲民主党の公式Twitterに掲載された「本日4日、枝野代表は福山幹事長らと伊勢神宮●(註:鳥居のイラスト)を参詣し、一年の無事と平安を祈願しました。」のツイートには、多数の批判が寄せられた。

 1月19日現在、このツイートに対する「返信」は1000、「リツイート」は700を超えている。まさに“炎上”だが、その中からごく一部の批判を引用する。改行を削除するなどしたものもあるが、全て原文の通りだ。

《枝野の意識はもう国民の側にはない。自民一強をさけるだとか寝とぼけるな。もう野党のままで責任放棄しますといってる話ではないか。政権を取るとはっきり言わないところがもうダメなのだ。伊勢神宮なんか靖国の代わりに参拝してるんじゃないよ。マインドは靖国参拝とまったくおなじだ、ダメ男》

《国会始まってないんだから、せめて議員バッジ外していって下さいよ。御党に投票した人達は様々な信仰を持ってるんです。それじゃ自民党と同じじゃないですか? 私は一般の会社の安全祈願強制参加だって昔からおかしいと思ってます。ツイートを上げる必要もありません。何の為にあげたんですか?》

《どこの誰に向けられたメッセージなのでしょうか? 立憲民主党の皆さんは、どこの誰の票を取りにいかなければならないのかを理解した上で、こういうアピールをしているのでしょうか? そこに、「眠っている」浮動票はありますでしょうか?》

《伊勢神宮参拝を「日本人として普通の行為」と捉えているのかもしれませんが、とても危険な感覚です。私はクリスチャンなので初詣には行きませんが、それが「普通の日本人」ではない=非国民、とみなす考えに繋がりかねません。立民パートナーズ辞めます。支持層に背中を向ける行為です。どなたかがツイートされていましたが、伊勢神宮なんかに行かず、辺野古に行くべき、そう思います》

《神社本庁→日本会議。参拝者に改憲を呼び掛ける署名集めしている神社本庁の元締めのような伊勢神宮に参拝ですか。枝野党首を始めとして立憲民主党は戦前回帰を願う政党なんですか? 私は10年以上前から神社には行っていません。広島原爆の灯を灯し平和を願う四国88番札所大窪寺には参拝します》

 このように、立憲民主党支援者が怒り狂っているわけだが、「靖国参拝とまったくおなじ」、「会社の安全祈願強制参加だって昔からおかしいと思ってます」、「立憲民主党は戦前回帰を願う政党」といった数々の指摘に、違和感を覚えた方もおられるだろう。率直に言って、そこまで目くじらを立てるようなことなのだろうか?

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