ついに結婚した“伝説の芸妓” お相手は「有名企業」御曹司

エンタメ

  • ブックマーク

Advertisement

籍は入れず

 一方、佳つ乃と言えば、15歳から祇園入りし、財界、芸能界などの上客を贔屓に持つ「名妓」。「都をどり」のトリも2回務めた。一方、プライベートでは、1993年に、未婚の母として息子をもうけている。

 2012年、芸妓を引退。

 しかし、その2年後、拠点を祇園から銀座に移し、鳴り物入りで会員制クラブ「佳つ乃」をオープンさせた。ところが、わずか1年8カ月で店を畳むことに。高齢の母親の面倒を見るためだったという。

 水商売から足を洗ったところで、結婚を明かしたのである。

 佳つ乃に聞くと、

「まず、私たちは籍は入れていません。お互いに子どももいますし、私の母は高齢でずっと一人にしておけず、また、お墓のこともあって、いまさら、結婚する意味がないからです。後々は、年も取りますので、一緒に暮らす予定です。いまは家も近く、車で10分弱の距離ですので、行ったり来たりしています」

 その距離感が、仲の良い秘訣ではないかという。

「お互いに助け合い、生涯のパートナーとして愛し合い、暮らしていくと二人で決めています。馴れ初めについては、説明すると長くなるので失礼します。山内は、長く外食生活をしていたみたいで家で食べるのに慣れていないようですが、最近は少しずつ、家での食事もするようになりました。ですから、私が今後、お仕事をすることはないと思います」(同)

 浮き名の流しおさめ、ということのようである。

週刊新潮 2019年1月17日号掲載

ワイド特集「胡乱な賀詞交換会」より

前へ 1 2 次へ

[2/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。