ネトフリ進出の「こんまり」 公認に年500ドル、拡大する“ときめき片づけ”ビジネス

エンタメ 2019年1月19日掲載

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 2011年1月に出版した「人生がときめく片づけの魔法」が大ヒットを記録し、一躍、“片づけコンサルタント”なる職業を世に知らしめた近藤麻理恵さん。“こんまり”の愛称でも知られる彼女は、15年に米「TIME」誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたことでも話題になった。それから4年、片づけビジネスはスゴイことになっていた。

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 将来の夢は「お嫁さん」だった5歳の頃から主婦向け雑誌を読み、家事にまつわる知識を吸収していた。15歳の時に宝島新書の『「捨てる!」技術』に出会い、片づけにのめり込むように。“ときめくものだけを残し、あとは捨てる”という独自メソッドを確立し、人材派遣会社への就職を経て、独立。出版企画の募集に応募したことで『人生がときめく~』の出版に至った――本人がかつて語ったところによれば、おおむね、こんな道のりを歩んできたという。

 そんなこんまりさんを主役に据えた番組が、動画配信サービスNetflixで1月1日からスタートした。タイトルはずばり「KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~」。お片づけに悩むアメリカのご家庭をこんまり氏が訪問し、〈ときめく空間作りをお手伝い〉(番組紹介より)するというものだ。

「育児に忙しくて家が散らかった夫婦が片づけをきっかけに仲を修復したり、未亡人が第二の人生を過ごすのを手伝ったり。基本的に家のサイズが大きいので、片づけの参考にするというよりも、リアリティードラマとして思わず見てしまいますね」(芸能評論家)

 先に挙げた「TIME」誌への登場を筆頭に、ワールドワイドな活躍を見せる彼女。実際、3年前からはアメリカに移住しているとのことで、番組内では通訳を従えつつ、自らも英語を駆使しメソッドを説く。今や著書は42の言語で訳され、“kondo”が“片づける”という動詞で使われているとか……。

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