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シャツの襟は切り取り、ナイキのロゴは塗りつぶす…中崎タツヤ氏の凄まじいライフスタイル
さて、(1)でご登場頂いた元「ワニブックス」編集者の佐々木典士(ふみお)氏がミニマリストの「中道」を自称しているように、この道にも、やや変則的ながら、極限を究めた兵(つわもの)がいる。
「マザー・テレサは洋服をサリー2枚しか持っていなかったと言われていますが、そういう極限までモノが少ない状態が理想です」
憧憬の念を込めて語るのは、元漫画家の中崎タツヤ氏だ。『じみへん』(小学館)などの作品はあまりに有名だが、15年、還暦を機に断筆・引退を決めた。...
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漫画家・ゆるりまい氏が明かす「ミニマリスト」生活 きっかけは東日本大震災
次にご登場いただく紅一点は、漫画家、ゆるりまい氏だ。代表作の1つは、その名も『わたしのウチには、なんにもない。』シリーズ。現在4巻まで刊行されているが、第1巻の副題が興味深い。〈「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります〉とある。ミニマリストは「病人」なのか?
「私がモノを減らし始めたのは2000年頃で、当時は16歳でした」
と、ゆるり女史。
「付き合っていた彼氏にフラれて、彼からの手紙やプレゼント、日記など、思い出の品を全部、家のゴミ箱に捨てたんです。...
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