「天皇」から「上皇」へ どうなる“お金”“職員”事情
慣れ親しまれた皇居を離れ、高輪へと移られる両陛下。一切のご公務を新天皇へとお譲りになり、お二人で安寧の日々を送られることだろうが、そのご身辺について、皇室ジャーナリストの山下晋司氏が言う。
「現在、皇居で両陛下のお世話にあたる『侍従職』は79人で、皇太子ご一家をお支えする『東宮職』は56人。5月の御代替わり後の新侍従職は4人減の75人に、新たに作られる『上皇職』は65人になる見通しです」
すなわち、両陛下のお世話を受け持つ職員は減少することになる。...