2年間“理事長”“学長”が不在の名門「日本女子大」 調停役も激怒する異常事態

国内 社会 2019年1月15日掲載

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蟻川理事長代行は何と答えるか

 現在、第三者委員会のメンバーに選任された弁護士3名が、新理事長と新学長の選考を進めようとしているのだが、

「西原さんたち調停役と違い、第三者委員会の委員は、正式に理事会に諮ったものではありません。“蟻川派”の事務局長らが勝手に選んだものです。理事会の理事たちは、『なぜそんな方々の意見を聞かなくてはならないのか』と不満を募らせています」(先の大学関係者)

 一連の問題について、蟻川理事長代行に尋ねると書面で、

「自分の言動が、“文部科学省の私学に対する介入を招いた”とは考えていません。第三者委員会は理事会で所定の手続きを経て設置しました」

 と、回答した。最後に、西原早大元総長に訊くと、

「1月末までに、第三者委員会で結論を出せという話になっているようですが、そりゃ無茶な話ですよ。やるべきことをやってこなかったから、こんなことになってしまったのです。蟻川理事長代行は『私は悪くない』と言っているようですが、最高責任者でしょう。はっきり言って、マネジメントに問題がある。残念でなりません」

 受験シーズンの真っ最中の名門女子大学を揺るがす騒動。さて、どんな結末が待っているのか。

週刊新潮WEB取材班

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