死後500日「平尾昌晃」今も納骨されず 遺産60億円が仇に

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 紅白のラストでこの人のことを思い出したムキも多いのではなかろうか。平成の後期、「蛍の光」のタクトを任されたヒットメーカー、故・平尾昌晃。その「60億円遺産」に絡み、三男が未亡人を訴えた騒動が尾を引いている。

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 平尾が没したのは、2017年7月。以来500日超が過ぎた。

「“彼女”とは最近も『平尾昌晃チャリティゴルフ』で会いましたが……」

 と声を震わせるのは、故人の三男・平尾勇気氏(37)。

「目も合わせようとしない。唯一話しかけてきたのは、私がタバコをふかしていた時の“そこで吸わないでよ!”でした。でも喫煙所だったし、溜まりに溜まったものがあったんで“一言目がそれかよ、馬鹿野郎!”とキレてしまいました」

 生前の平尾は3度の結婚歴があり、最初の妻との間に長男、2番目の妻との間に次男と勇気氏をもうけている。最後の妻は事務所の元マネージャーだったが、死後1年以上経った昨年の9月、勇気氏が、「義理の母親」の事務所社長職務執行停止を求めて仮処分を申し立て。記者会見で、「争いの本質は遺産の分割にある」と言ってのけたものだから、「骨肉の争い」はワイドショーの格好のネタとなった。

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