網走から東京へ――大物地面師「内田マイク」の移送 積水ハウス事件を計画か

国内 社会 2018年11月19日掲載

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 北海道・網走で初雪が観測された11月14日、女満別空港に到着した車から、関係者に取り囲まれた男が降りてくる。名は内田マイク(65)。数メートルの距離を俯き加減に進んだのち、空港の関係者出入り口に姿を消した。

 積水ハウスがおよそ55億円を騙し取られた地面師事件では、現在までに13人が逮捕されている。その14人目と目されているのが、こちらの内田受刑者。別の地面師事件で収監されていた網走刑務所から東京都内の拘置施設に移送される様子である。

 界隈では多くの地面師事件に関与した「大物」として知られていた。たとえば“網走入り”の契機となった事件は、東京・杉並区の駐車場を舞台に、不動産屋から2億5000万円を騙し取ったというもの。15年に逮捕され、保釈中だった16年後半に積水ハウス事件の立案に関与したとされる。

 内田受刑者は20日にも再逮捕される方針であるという。が、積水事件の“主犯格”と目されるカミンスカス(旧姓・小山)操容疑者(58)は現在も海外逃亡中。高飛び先であるフィリピンの協力も仰ぎつつ、果たして年内にカタがつくか否か――。

週刊新潮WEB取材班