“脳筋”呼ばわりは過去の話… ジムインストラクターの地位が今後向上する理由

企業・業界 2018年11月13日掲載

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求められる「脳筋」以上のスキルとは…

 ジムインストラクターが、これまで「脳筋」と揶揄されてきたように、スポーツ系の職種と頭脳の結びつきは薄いと思われがちだった。しかし、そんな時代はもう終わったのだ。現代のインストラクターは、膨大かつ詳細な顧客データを収集・分析できなければならない。

「食習慣から健康状態、病歴、趣味、生活環境など個人的なデータをここまで長期的に観察できる業態も珍しい。だからこそデータを生かすための教養やマネジメント力が必要です。最近はインストラクター向けのマネジメント講座が頻繁に開かれ、人気を集めています」

 錦織圭や大坂なおみの活躍によって好調なテニス業界では、テニスインストラクターの能力が、売上に大きく貢献するというのがすでに定説になっていて、すでに採用基準は高くなってきているとか。

「例えば、優秀なテニスインストラクターが薦めるテニスラケットは、確実に売れます。しかも、それが自分の個人的なデータ(体格・体力・技量など)に基づいて提供されるグッズであれば、なおさら購買欲は上がるでしょう。あらゆるデータを保持しつつ、顧客との密接な関係性を築けるという点で、ある意味、インストラクターは最強の営業マンになれるわけです。今後は当然、学歴も求められるようになるはずです」

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