朝ドラ「まんぷく」序盤は絶好調!~要因は視聴者を満腹にさせるバランス感覚~

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“つなぎOK”の第2週

「まんぷく」第2週は21.6%。平均値でみると前週より0.3%下がっている。もっとも第1週は、初回23.8%が平均値を押し上げていた。実際には第2週の各曜日は、ほとんどが前週を上回っており、決して第2週が不調とは言えない(図2)。

 福子の一番上の姉・咲の死が山場だった。ただし視聴者的には、男優3人の魅力が支持を集め、絶好調だった第1週からそれ以降への“つなぎ”として成功した1週間と言えよう。

 まずは福子のパートナー・萬平。安藤サクラと同じくらい、視聴者に好印象を持たれたようだ。

「ハセヒロ萬平の下手くそな関西弁が可愛らしかった~」

「“ダメカッコいい”キュートな魅力が炸裂」

「“ハセヒロイン”!?」

 新たな造語がネット上を飛び交うほど、話題を集めていた。

 次に長姉・咲の夫・小野塚真一(大谷亮平[38])。当初は「ニコリともしない冷たい人」「胡散臭いキャラ?」と思われていたが、死にゆく妻を看取る名演技で、評価はうなぎ登りとなった。

「自然に気遣いが出来る人柄が垣間見えるわ」

「“大事な人が生きてそこにいるなら手放してはいけないよ”というセリフは、私の心にかなり刺さった」

 次姉・克子の夫・忠彦(要潤[37])は、登場する時はいつも絵に没頭している。それでも実際は、ちゃんと周りのことをよく見ているようだ。そんな美点も、視聴者は見逃さなかった。

「ぼやぼや絵書いてるだけじゃない観察眼」

「寡黙だけど魅力的なキャラクター」

 今井家の娘3人も魅力的だが、それぞれのパートナーも序盤をけん引する役割を果たしたようだ。

「大谷亮平・要潤・長谷川博己擁する今井家マジ強すぎない?顔面偏差値が鬼」

「どう徳を積めば大谷亮平と要潤と長谷川博己が婿になるのだろうか」

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