主演にこだわる「竹野内豊」に“脇役オファー”増加の理由 所属事務所の俳優から影響

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 平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)、最終回には最高の19.2%と、近年稀に見るヒットとなったドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)の成功を喜んでいるのは、主演の綾瀬はるか(33)ばかりじゃない。タイトルにも登場しないが、娘の“実父”役を演じた竹野内豊(47)も自信を深めているのだとか――。

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「ぎぼむす」のキャスティングが発表された頃、「あの竹野内が脇役!?」と業界内では驚きの声が少なからず上がったという。

「あまり知られていませんが、竹野内は主役にこだわる役者なんです。新人の頃は別として、彼が主役を張らなかったのは、同じ研音所属の役者が主役の時くらい。それが映画においてはここ数年変わってきていました。もちろん、2013年の『謝罪の王様』(主演・阿部サダヲ(48))はコメディ映画だからということもあるでしょうし、16年の『シンゴジラ』(主演・長谷川博己(41))は誰がやっても主役はゴジラということもあるでしょう。しかし、昨年(17年)の『ラストレシピ』(主演・二宮和也[35])、同じく『彼女がその名を知らない鳥たち』(主演・蒼井優[33])、そして今年公開された『孤狼の血』(主演・役所広司(62))では、竹野内は脇役でした。そしてテレビドラマにおいては、売れてからは初めての脇役ではないかといわれているのが『ぎぼむす』だったのです」(民放関係者)

 竹野内といえば、1997年のドラマ「ビーチボーイズ」(フジテレビ系)でやはり研音所属の反町隆史(44)とともにW主演して、その名を上げた。

 以来、「WITH LOVE」(フジテレビ系/98年)、「氷の世界」(フジテレビ系/99年)、「真夏のメリークリスマス」(TBS系/00年)、「できちゃった結婚」(フジテレビ系/01年)、「サイコドクター」(日本テレビ系/02年)、「ヤンキー母校に帰る」(TBS系/03年)、「流転の王妃・最後の皇帝」(テレビ朝日系/03年)「人間の証明」(フジテレビ系/04年)、「輪舞曲」(TBS系/06年)、「Tomorrow~陽はまたのぼる~」(TBS系/08年)、「流れ星」(フジテレビ系/10年)、「もう一度君に、プロポーズ」(TBS系/12年)、「オリンピックの身代金」(テレビ朝日系/13年)、「素敵な選TAXI」(フジテレビ系/14年)、「グッドパートナー 無敵の弁護士」(テレビ朝日系/16年)、「この声をきみに」(NHK/17年)、「ミッドナイト・ジャーナル」(テレビ東京/18年)……と主演作が続いている。もちろんこれらがすべてではない。

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