人気上昇中の「白石聖」は老舗「芸映」の所属 西城秀樹さんの穴を埋められるか

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所属は老舗プロダクション

 4月からラジオで冠番組を持つようになった。「白石聖のわたくしごとですが…」(文化放送)ではパーソナリティも務めている。15分番組ではあるものの、これまで桐谷美玲(28)、佐野ひなこ(23)、松岡茉優(23)、芳根京子(21)らがデビュー後まもなく初パーソナリティを務めた、人気女性タレントの登竜門的なゾーンなんだとか。お膳立ては整ったかのようだが――。

「所属事務所が今をときめくオスカーとかスターダストや研音とかだったら、イケイケなんでしょうけど……」(同・民放関係者)

 彼女の所属は、その昔は伴淳三郎(1908~1981)が社長を務めたこともある老舗・芸映プロダクションである。たしかに最近ではあまり聞かないが……。事務所関係者はいう。

「全盛期は、今年亡くなった西城秀樹(1955~2018)や浅田美代子(62)、岩崎宏美(59)、河合奈保子(55)らが所属していた70年代から80年代初めにかけてでしょうね。83年には秀樹が独立し、その後は17年に独立した芳本美代子(49)、現在も所属する西村知美(47)などがデビューしましたが、さすがに秀樹の穴を埋めるまでには育ちませんでした。秀樹を発掘して育てた青木伸樹会長(1927~2016)は一昨年に亡くなっていますが、現在は息子の純一郎が社長を継いでいます。いまは業務提携のきゃりーぱみゅぱみゅ(25)などが売れている程度ですから、白石で売れなかったらヤバい、社運を賭けるとまで言って頑張っていますよ」

 高校2年の夏休みに原宿の竹下通りでスカウトされたという、なんだか昭和っぽいエピソードも、老舗らしくていい。大女優になるといいね。

週刊新潮WEB取材班

2018年10月6日掲載

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