27時間TVで試される「村上信五」の実力、目指すMCは中居正広でなく“あの大物”

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「24時間テレビ 愛は地球を救う」(日本テレビ系)が終わって、今度(9月8〜9日)は「FNS 27時間テレビ」(フジテレビ系)だ。昨年(2017年)に引き続き、総合司会にビートたけし(71)、キャプテンに関ジャニ∞の村上信五(36)という組合せ。村上にとっては2年連続の大役で、“MC村上”の実力が試されようとしている――。

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「もともと、愛じゃフジテレビは救えないとばかりに、アンチ『24時間テレビ」としてチャリティなしでお笑いだけを生放送で延々と流したのが、1987年にスタートした『27時間テレビ」(当初は24時間)でした』(民放関係者)

 お笑いBIG3(タモリ[73]、明石家さんま[63]、ビートたけし)を中心にした初回は、平均視聴率19.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区※以下同じ)、瞬間最高視聴率38.1%を叩き出した。なかでも91年、92年と2年続けて行われた、たけしによるさんま個人所有の“レンジローバー”の破壊は、やり過ぎとも、よくやったとも、賛否両論を呼んだものだ。

「しかし、一昨年(2016年)に歴代ワーストの平均視聴率7.7%となり、昨年からリニューアル。例年7月末に放送されていたのですが、9月初めに移り、生放送のお笑いをやめて、録画の教養バラエティとなったんです。そこで白羽の矢が立ったのが村上です。今年はグループ出演の4本に加え、単独でもテレビ4本、ラジオ番組2本を含め、計10本のレギュラー番組を担当しています。今やジャニーズを代表するMCとして定着しつつあります。業界内での評判も悪くないし、番組の顔としての切り盛りもきっちりできます。大阪生まれで関西弁ですから、笑いのツボもきっちり分かっている印象を持たれています。たけしさんとは15年3月に放送された『世界!極限アーティストBEST20』(日本テレビ系)で共にMCを務めており、『下手すりゃ“紅白”の司会者になるんじゃないかな』とすでに絶賛されていました」(同)

 教養バラエティとなった「27時間テレビ」の昨年のテーマは歴史(“にほんのれきし”)。新たな挑戦ではあったが、平均視聴率は8.5%で、前年のワースト記録を0.8ポイント上回るにすぎないワースト2位を記録した。

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