27時間TVで試される「村上信五」の実力、目指すMCは中居正広でなく“あの大物”

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中居を超えられていない

「やはりまだ、ジャニーズのMCとしての第一人者は中居正広(46)。中居に比べたら村上はまだまだ、という空気になっています。中居は押したり引いたり、燃えたり冷めたり、番組、企画、ゲストに合わせて対応を変えられるから、バラエティ、音楽、スポーツ、どんなジャンルの番組でもそつなくこなします。もちろん生放送もOKですから、安心してまかせられるんです。しかし、村上は年がまだ若いこともありますが、MCとしての引き出しが少ない。どの番組でも一辺倒で、関西人のノリ丸出しの押せ押せのやりとりが多いんです。物怖じせずに格上にもガンガン行くところがウケていますが、ともすると“オレがオレが”感が強く出てしまい、ゲストとの絡みが不快に思われてしまうことにもなるんです。マツコ・デラックス(45)との『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)も、一部の視聴者からは“生意気”“ウザい”“不愉快”と批判されたりしていますからね」(同)

 たけしに気に入られたのは、芸人の誰もが縮み上がる中、物怖じせずにイケたところか?

「もっとも村上が憧れているのは、お笑いBIG3の中でも、たけしさんではなく、さんまさんなんですよ。さんまさんといえば、ゲストいじり、ひな壇回しは天下一品ですからね」(同)

 その昔、「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)で、たけし演ずる“たけちゃんマン”の敵役“ブラックデビル”(※編集部註:さんまは2代目。初代は高田純次[71])として、不動の地位を手にしたのがさんまである。

「村上も2年続けての『27時間テレビ』で、たけしさんと名コンビぶりを披露して、名MCの仲間入りができるかがかかっています。もちろん、フジテレビも村上に救われたいと考えているのでしょうけど……」(同)

 今年のテーマは“にほんの食”だそうだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年9月7日掲載

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