監督たちのバイブル『甲子園の心を求めて』をめぐる物語 脈々と繋がる“幻の名著”の思い

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監督たちのバイブル『甲子園の心を求めて』をめぐる物語――小林信也(2/2)

 昭和50(1975)年に発行された『甲子園の心を求めて』(報知新聞社刊)は、今も高校野球の指導者たちの“バイブル”として知られる一冊である。著者は当時都立東大和高校監督だった、佐藤道輔さん(故人)。名著に魅せられた男たちにスポーツライターの小林信也氏が迫った。

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 東東京から初めて都立校が甲子園に出場したのは、平成11(1999)年の都立城東高。監督の有馬信夫さん(56)も、佐藤道輔監督の名著を読んでその背中を追ったひとりだ。...

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