親子電話も禁止 「愛子さま」3週間のサマースクール 佳子さまを“精神的支柱”に

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英語漬けの日々

 ご一行の様子は、学習院女子中・高等科HPの「イートンサマースクール2018」ブログで、こう記されている。

〈約12時間のフライトを経て、無事ロンドン・ヒースロー空港に到着しました。多くのイートンスタッフに出迎えられ、ハウス(寮)に着くと自分で部屋に荷物を運び込み、IDタグを受け取って、点呼の取り方等の説明を受けました〉(7月23日)

 同校には5人のスタッフがついたといい、

〈時差もあったので、眠気と闘う人もいました。その後、食堂で夕食をとり、早目の就寝となりました。到着時は湿気が少ないので日本ほど暑さを感じませんでしたが、就寝中は、暑さで目が覚めることもありました〉(同前)

 現地では、朝の授業は8時30分から始まるという。教室での授業のほか、郊外へのエクスカーション(小旅行)もプログラムに含まれており、今回はウィンザー城やバッキンガム宮殿、ロンドン市内での「ライオン・キング」観賞など、盛り沢山である。

 が、そこは学校行事。観光旅行とは大いに異なる“制約”が、生徒らには課せられている。例えば、授業中はおろか課外学習の間も日本語でのやりとりは禁じられ、また日本との電話やメールも、緊急の場合を除いて不可。引率の教諭もむやみに助け船を出せず、身の回りのことはイートンOBらスタッフに相談せねばならないなど、参加者は英語漬けの日々を余儀なくされるという。

 こうした環境に一生徒として臨まれた愛子さまは、

「ご出発を心待ちになさっていました。もともと英語はお得意で、昨年10月、デンマークの皇太子夫妻が来日した際には、皇太子さまや雅子さまとともに歓談、流暢な英語を披露されていた。今回は、ご自分の英語力を本場で試してみたいとのお気持ちに満ちていたのです」(前出記者)

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